2011年5月24日火曜日

「婚約ビューティ講座」で機能化粧品とパワー旬菜をロート製薬

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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大衆薬で目薬首位のロート製薬(東大証1部)は流石に目薬関係の特許発明が活発で、最近の特許庁公開を見ても、「非イオン系シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ用眼科組成物」(特許庁公開日2010-05-19)や「ヒスタミン遊離抑制眼科組成物」(特許庁公開日2010-05-12)など眼科関連が多いのは当然だが、今日届いた株主贈呈品案内は、化粧品・食材分野の新技術で創出した製品が選択に供されていることに感嘆した。選択肢の一つファミリーコースには「今週の新製品」である「ロートオリジナル成分・ナノ化ミネラルヒアルロン酸配合の、敏感肌用乳液」など3種の新化粧品と幼児用泡消毒液・肌保湿医薬部外品がセットが詰合わされ、他の選択肢には「美肌が常に生まれ変わっていく肌代謝サイクルの規則整序機能」など新製品が詰合わされている。
メッセージマガジンとして「ロート製薬の太陽笑顔」誌には毎号、美容読物が満載され、「ロート製薬の旬穀旬菜」誌には毎号、ロート製薬通販の発酵食品などの効能が詳述されている。
翻ってロート製薬の2011-03期業績は、売上高1154億7200万円で前期比1.8%増(18期連続増収)、営業利益131億0500万円で4.5%増と順調だが、ロート製薬は、「消費者の生活防衛意識の高まりもあり、厳しい経営環境が続いているがロート製薬は、顧客志向の新製品開発やマーケティング活動により新規分野に展開すると共に、既存分野においても高付加価値製品を開発し市場の活性化に努めてきた」旨を述べている。
SANARI PATENT所見
アジア市場において、ロート製薬の製品が中国を中心に堅調に推移し、2011-03期売上高は201億2100万円、前期比5.5%増となり、特に「肌研シリーズ」が中国大都市を始めASEAN市場で大幅拡販していることが注目される。海外売上高比率・現在15%の伸長を期待する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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