2011年4月15日金曜日

予備電源需要増で注目集中の蓄電池大手・新神戸電機

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat 新神戸電機の蓄電池が既に広く分布しているので、新神戸電機は「蓄電池設備の点検についての推奨について」と題して次のように公表した(2011-04-12: (SANARI PATENT要約)。「今次震災により計画停電等が実施されたことに伴って、鉛電池設備(交流無停電電源装置、非常用直流電源装置)をご利用中の顧客各位は、蓄電池の取扱について次のことに留意されたい。 (1) 蓄電池設備には、据置鉛蓄電池、小型制御弁式鉛蓄電池や、アルカリ蓄電池が使用あれており、停電が発生すると蓄電池から電力を供給してバックアップするシステムになっている。 (2) しかし、蓄電池は頻繁な停電への対応や、規定のバックアップ時間を超過する使用、停電から復電までに長時間を要する場合など、今回の震災により発生した事象について全て対応できる仕様とはなっていない。従って、上記の場合、下記の影響が懸念されるので、蓄電池を継続使用される場合は、注意されたい。 (2-1) 頻繁な停電→ 蓄電池設備に使用される蓄電池は、非常時の放電を想定して設計されており、頻繁な充放電の繰返しは、性能低下を促進する。 (2-2) 規定のバックアップ時間経過→ 温度監視が必要になる場合もある。 (2-3) 停電から復電までの長時間経過→ 特に過放電状態で放置されると、劣化原因となる化学変化が進行する。 SANARI PATENT所見このようなインフォメーションを、行政当局こそ積極的に発信すべきである。(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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