2011年3月28日月曜日

日本エアーテックAIORTECHにおける活況・停滞要因の選別

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat Twitter http://twitter.com/sanaripat 環境リスクへの感度が時には過敏にまでも高まり、エアーテック(東証1部)のクリーンルームのうちバイオ関連のDNA鑑定室、不妊治療室などの需要は増え、クリーンルーム機器は、エアーシャワー、大型ファンフィルターユニット、エアカーテン、パッケージドクリーンユニットなど総じて販売増加し、今次報告(2010-01-01~12-31)の業績中では前期比31.7%の増、クリーンブースは国内液晶メーカーと台湾・韓国メーカーの設備投資で同じく34.1%増、新型インフルエンザ対策の感染防止機器のの需要増のほか、薬塵除去装置、無塵衣、無塵棚、静電除去用品の5%増など活況要因が見られたが、同時に、電子部品製造向けのクリーンルームが大幅減、クリーンベンチの需要減(バイオロジカルセーフティキャビネットに移行)などと共に、競争激化による販売価格下落の影響も見られる。エアーテックは、これら諸要因を選別しつつ総合対策を講ずることにより、今次報告では売上高65億7996万円で前期比21.3%の増、営業利益は前年1.3億円の損失から6706万円の利益に転じた。 SANARI PATENT所見先日(2011-03-23)エアーテックが発表した新製品デジタルカタログには、気流可視化装置、卓上排気フード、折り畳みブースなどに、時流に即応する創出がみられる。 (訂正のご要求は sanaripatent@gmail.com にメール下さい) 

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