2011年3月18日金曜日

日本の原発パッケージ輸出と原発保安の要周到性

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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日経ビジネスの昨月号(2011-02-07)巻頭「今週の焦点」は、東電副社長待遇・武黒一郎・国際原子力開発社長の「日本原発モデルを世界に普及」というインタビューであったが、原発保安の要周到性を改めて認識させる内容であったので、要点を備忘する(SANARI PATENT要約)。
Q1 2010-10に国際原子力開発が設立されたが、役割は何か。
A1 原発を初めて利用する国でのプロジェクト受注が目的である。建設・運営を包括的に支援する。
Q2 日本の原発文化輸出か。
A2 パッケージ型輸出である。国際原子力開発では、電力会社、プラントメーカー、産業革新機構が株主として連携している。
Q3 原発については、日本に技術的優位性はあるが、国際的には過剰品質という指摘もあるが。
A3 日本モデルによるが、日本のスペックを押し付けるという意味ではない。日本における原発設備の建設基準や運転上のルールは、あくまで日本の風土に合わせて作られたものである。。
SANARI PATENT所見
国際原子力開発は現在、ベトナムでの原発プロジェクトに取組んでおり、ポストベトナムで具体的に見えているものはないと、この時点では述べているが、何れの国にせよ、「風土のも合った」周到な保安は再優先事項である。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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