2011年3月15日火曜日

三菱UFJフィナンシャルグル-プの業況

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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三菱UFJフィナンシャルグル-プの第3四半期報(2010-01-01~12-31)が届いたが、
(1) 業務粗利益増加、営業費減少、与信関係費用改善等→ 純利益5518億円(前年同期比3347億円増)← 市場金利低下・貸出金減少で資金利益は減少、債券売却益大幅増。経費率改善。企業倒産減。
(2) 国内法人貸出減少、海外貸出減少→ 貸出金9000億円減少(第2四半期末比)
(3) 個人預金増、国内法人預金減→ 預金3兆5000億円減(上同)
(4) 連結自己資本比率15.24%と横這い・
グル-プの社会環境活動について詳報しているが、グル-プ全体の業績については昨日(2011-03-14)発刊の会社四季報記述が簡明である。すなわち、「国内最大の金融グル-プ。傘下に銀行、信託、証券、カード、リース等、銀証連携、アジア展開急ぐ。融資は中小企業向け61%、住宅・消費者向け27%。債券益がが大幅増。資金増加受けてインド拠点を増資。新規出店も検討。ニコスは利息返還引当の大幅追加。1000億円増資実施」(SANARI PATENT要約)。
今次報告のトピックスとしては、
(1) 遺産信託と遺言信託の組合せ利用により、相続発生時に一括ではなく、最長30年にわたり分割して家族等が承継できる信託商品である。(SANARI PATENT考察: このように周到な配慮の新商品が開発されても、高齢者側には介護者への実施的配慮を欠き、利用が思うようには進まず、最近は、遺言相談も、遺言者側からよりは、受遺者側から、「こう書かせたい」という相談が多いようだ。)
(2) 各種申込書にユニバーサルデザインを採用。
(3) 英国銀行のプロジェクトファイナンス資産を取得、など
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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