2011年3月4日金曜日

日立製作所が英国鉄道に車両リ-ス・メンテナンス総合サービス

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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海江田経済産業大臣は「英国高速鉄道更新プロジェクト再開の発表について」と題し、次のように声明を発表した(SANARI PATENT要約)(2011-03-02)。
1. 英国時間2011-03-01、英国政府は、政権交代に伴う政府予算レビューの下で実施を保留していた高速鉄道車両更新プロジェクト(IEP←Intercity Express Programme)の再開を発表した。本プロジェクトについては、既にわが国の日立製作所が契約の優先交渉権を有していたため、早期に再開されるよう、関係閣僚が一体となって英国政府に要請してきたものである。今回の本プロジェクト再開の発表は誠に喜ばしい。
2. 本プロジェクトにおいて日立製作所は、英国ジョン・レイング社(John Laing社)と共同で、英国鉄道運行会社に対して日立製作所の高速鉄道車両リースを提供し、併せてメンテナンスサービスを行う予定である。これは、新成長戦略において成長分野の一つとして位置づけられている「パッケージ型インフラ」の輸出拡大という観点からも、大変意義があると評価している。
3. また、日立製作所は、これまでに培ってきた鉄道技術・ノウハウを活かすことにより、経済性に加えて、英国の鉄道事情に即して利便性、安全性の向上に高く貢献できる提案をしたことで、英国政府の高い評価が得られたものと理解する。今後、本プロジェクトの着実な契約に期待すると共に、これを契機として更なる国際展開を期待する。
SANARI PATENT所見
声明原文の「パッケージ型インフラ」の輸出は、「インフラのパッケージ型輸出」とする方が表現としては良いと思うが、ハード+ソフトの総合輸出として、高く評価すべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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