2011年3月9日水曜日

経済産業省、クール-ジャパン官民有識者会議を2011-03-10に開催

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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経済産業省(担当:製造産業局クール-ジャパン室)は第5回クール-ジャパン官民有識者会議を明日開催し、分野毎の海外展開の課題と解決策を検討するが、明日の対象分野は「すまい」と「観光」。
昨月2011-02の会議では先ず、コンテンツの役割として次の二つを確認した。
役割1.短中期での海外展開の拡大と、中長期での収益安定化
1-1 現地市場の特性やコンテンツの受容度を見極め、基本戦略を定めた上で適切な措置を講ずる。
1-2 コンテンツ産業自体で収益性を確保できる構造を作り、コンテンツの競争力を保った継続的展開・収益性確保を目指す。
役割2.  コンテンツの展開・浸透を通じた他分野への波及効果
2-1 むコンテンツは、文化産業展開のメディア機能を営む。すなわち、コンテンツはファッションや食など文化産業の先導役(ライフスタイルの紹介等)、及び、文化産業の後押し役にもなり得る。
2-2 コンテンツは、文化産業以外の分野・産業のメディア機能を持つ。すなわち、文化産業と同様に、電機や自動車などの分野・産業の先導役・後押し役にもなり得る。
上記認識のもとに、次のような見解が述べられた(SANARI PATENT要約)。
(1) コンテンツ産業がそれ自体で稼いでいくためにも、コンテンツの波及効果を他産業に活用していくためにも、アジアを中心に世界で顕在化しているクール-ジャパン-コンテンツの発信をs利府が最大限後押しする必要がある。
(2) 韓国では、TV番組の輸出先の70%、音楽の輸出先の60%が日本である。日本をターゲット市場として収益を回収している。他地域への海外展開に関しても、韓国政府が赤字補填するなどサポートしている模様だ。
(3) 偶発的な面があるにせよ韓国は、海外にコンテンツを売り込みながら同時に、自動車や電機等の他産業でも儲けている用に見える。こうした例にかんがみ、日本ではどこまで視野に」入れて取組むのか。
(4) 米国は映画を通じて、米国のライフスタイルに対する憧れを世界中に醸成した。ビジュアルでクール-ジャパンを見せていくことで、他産業への影響力は大きくなる。
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