2011年4月12日火曜日

トッパンの「環境ビジネス」は「合理化ビジネス」と読み変えよう!

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat トッパンが、売上高の増勢と営業利益等の著増(第3四半期は対前年同期比59%増)を報告すると共に、「トッパンの環境ビジネスへの取組」を特集しているが、政策としての「環境政策」の国益適否について、池上 彰・手嶋龍一両氏著の「武器なき戦争」(角川)が「国策」面から、環境政策の疑念と得失を例えば次のように(SANARI PATENT要約)指摘していることにも傾聴すべきであり、トッパンが主張する、「使用・生産・生産と流通・使用後」のサイクルにおける「長寿命製品、化学物質放出削減、省エネ」(使用)、「回収エネルギー、エネルギー削減、固体廃棄物削減、安全素材使用、リサイクル素材使用、バイオマス素材」(生産と流通)、生分解性、易分解性、廃棄適性、リサイクル適性、リユース」(使用後)も「環境」の旗印まる呑む込みではなく、企業と生活者の合理化に一次的に寄与することの納得性が先行すべきである。上記の池上・手嶋発言にも例えば(SANARI PATENT要約)、 (1) 欧米では、日本が排出権という考え方に胸の内では反対していながら、渋々従っていると受け止められている。彼らにとっては、それで何の不都合もない。日本の国益を考えれば、流れに身を任せてはいけない。何に積極的に貢献し、何は拒否すべきか、国際社会にきっぱり言わねばならない。 (2) 最近は、地球温暖化説に異を唱える論評が目立つようになった。「地球温暖化は、仮説に過ぎない」など、「温暖化懐疑論コーナーを設けている書店もある」、更には、「温暖化をビジネスにと企む人間が振りまく幻想だ」とする陰謀説も流布している。 (3) 重要なテーゼが提起されるときには、それに対するアンチテーゼが出てくる。環境論調が高まるにつれて、反作用も目立ってきた。 SANARI PATENT所見トッパンの透明蒸着フィルムのバリア特性、機能性フィルムの太陽電池バックシート利用、スマートグリッド参画などは、企業と生活を合理化し国際競争力を高めるものであり、それ自体、企業と生活者が活用すべき自己合理化製品であることを、環境関連以前に明確に認識すべきである。(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com  に御送信下さい) 

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