2011年2月15日火曜日

ソフトバンクと楽天(4)-本年度第3四半期の業況

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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(承02-14-R Site)本年度第3四半期の業況が各社相次いで報告されたが、報告書の態様に2派あって、ソフトバンクは第1四半期から第3四半期に至る9月間の数値を報告しているのに対して楽天は、第3四半期のみの数値を対前年度同期比で述べている。趨勢の把握においては別段不自由を感じない。
先ずソフトバンクは、2010-04-01~12-31の売上高2兆2499億円(SANARI PATENT考察: リアル物的流通のJR東日本の年間売上高2兆5900億円を遥かに上回る)で対前年度同期比10.0%増、営業利益は1158億3900万円で31.6%増で、移動体通信事業の業績の好調な推移が連結ベースの増収増益を牽引したと説明している。ケータイ契約数が好調に増加し、1契約当たりの平均収入およびケータイ端末の対販売店出荷台数が増加した。ソフトバンクモバイルの2011-01-31時点のケータイ契約数は2460万0500件で1月の月間増加数は24万0600であるが、地域別には東京圏が現契約1100万5200件で全国の44.7%、1月増加13万0300件で全国の54.2%を占めている。なおNTTドコモの2011-01-31時点のケータイ契約数は5721万件で前年同時点比3.2%の増である。
一方、ソフトバンクは、第3四半期報告において、「バランスのとれた多様なビジネスポートフォリオが顧客価値を最大化したこと」「シナジーを通じてサービスの粘着性(SANARI PATENT考察: その意味は良く分からないが)を向上したこと」「革新的かつに対するかい業務水耕能力を具備したこと」「先進的な研究開発を行っていること」「ケータイとスマートフォンの高い技術」を更に向上したこと」「電子取引における注力分野として、ソーシャルショッピング、バーティカル・フラッシュマーケティング物流」を掲げ、第3四半期において売上高・営業利益・EBITDA(SANARI PATENT注: Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization→利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益)において、第3四半期としては過去最高を記録したと述べている。
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