2011年2月8日火曜日

マテリアルハンドリング物流のダイフク、新市場・新事業

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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物流システムの専業大手、立体自動倉庫で首位、工場自動化に続き物流自動化を開拓し、海外47%(会社四季報)のダイフク (東証1部)は、「マテリアルハンドリングによる物流ソリューション(物流システム・搬送システム)のトップメーカー」として、先日(2011-01-31)には、空港手荷物搬送事業をグローバルに展開するローガン社(Logan Teleflex UK、Logan Teleflex France、Logan Teleflex USA3社を総称)の株式の100%を取得し子会社化することを取締役会決議し公表した(2011-01-31)。ローガン社については、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
「ローガン社は、欧州を中心に世界80国で400件以上の納入実績があり、チルト・トレイシステム、台車システムなどを主力商品としている。チルト・トレイシステムは、ハブ空港で飛行機乗り継ぎのための仕分けなどに用いられており、ビジネスの幅を広げ、新興国市場を開拓していく上で不可欠の製品である。」
「また、ローガン社は中国に現地資本との合弁子会社を設立して大型受注を獲得しており、今までダイフクの実績が少なかった中国市場への足がかりを築くこともできる。」
既にダイフクは2010-10から、子会社のコンテックグル-プを含めた中国での事業を再編統合し、その中核となる大福中国有限公司の開業式を上海において、中国政府関係者などを招き盛大に開催している。
SANARI PATENT所見
ダイフクは消費者にも身近な存在、というのは、マテハンとかピッキングとか呼ばれるマテリアルハンドリング、商品保管場所から菓子や飲料を小売り店舗単位に選び出すダイフクの機器操作がコンビニなどで広く用いられているからである。
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