2011年1月22日土曜日

産業と生活、基本的考え方の再検討

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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産業と生活の基本的考え方が急速・緩慢な流れを混ぜ合わせつつ、変容している。従って、内閣知財戦略本部が意見公募中の知財推進計画改訂についても、本年度の基本的考え方をどのように変えていくべきか、各論・具体論に先立って考察すべきである。現在の知財計画の考え方(SANARI PATENT要約)は、
1. 経済のグローバル化が進展し、一度は追い付いたかに見えた欧米諸国には再び聞き離され、猛進する新興国には追い付かれ、追い抜かれつつある。これが日本の現在の姿ではなかろうか。(SANARI PATENT考察: あまりにも雑駁な叙述である。「日本優位の分野も多いが」とか、「新興国の猛進が日本からの輸入部材に支えられていたり、例えば、米国韓国間の関税引下げが米国で生産する日本企業自動車の対韓国輸出を促進すると予想されるが」といった、限定を付すべきである。)
2. しかしこれは、日本の本来の姿ではないはずである。日本はもっと大きな潜在力を持っている。国民に広く行き渡った教育(SANARI PATENT考察: 大学教育の質が頗る問題だが)、多くの分野で最先端を走る科学技術、クールジャパンと呼ばれるコンテンツなど、日本は世界有数のクオリティを誇る資源を数多く有している。
3. これらの持つ潜在力を最大限に発揮すれば、海外市場での競争に勝ち抜くと共に、国内市場を活性化し、大きな経済成長を達成できる。
4. その際に必須となるのが、国際標準や知的財産の活用である。優れた技術やコンテンツなどの知的財産を最大限に活用するためには、人材の育成、イノベーションの創出、国際標準の獲得、グローバルな事業展開のための戦略を総合的に推進していkなければならない。
SANARI PATENT所見
現行の知財計画は上記を更に敷衍して「基本認識」として述べているが、C Siteで考察する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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