2011年1月17日月曜日

経済産業省「買い物弱者対策支援事業」補助対象

弁理士 佐成 重範   ケータイ検索 SANARI PATENT
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経済産業省は、「平成22年度補正予算において、地域商業活性化補助事業(買い物弱者対策支援事業)の公募申請のあった事業について、以下の通り、48件の採択する事業を決定しました」と発表したが(2011-01-14)、テレビ東京WBS(2011-01-15)の紹介ぶりと比べると、官庁表現の「堅さ」が改めて思い知らされる。要するに、戦前盛んだった「ご用聞き」が、年寄り社会に役立つ、例えば、店先でお客を待つのでなく、昔の「ご用聞き」のように一人暮らしの老人を「ご用聞き」訪問して食品を販売したり、一個100円の手数料で「切れた電球」を取り換えてあげたり、という「ご用聞き」商売で、財布は豊かだが足腰はすっかり弱ってしまって、という老人達には、お酒の「ご用聞き」も含めて、大層好評のようである。
経済産業省の堅い表現に戻ると、「本補助金(SANARI PATENT注: 約3億円)の背景・目的」として、「経済産業省では、流通事業者等を中心とした民間主体と地方自治体等とが連携して持続的に行う地域の課題に対応する事業(宅配、移動販売、地域のコミュニティ活動との連携等)について検討を行い、買い物弱者の増加等の問題を解決するためには、流通事業者や地方自治体等の地域の主体が連携して事業を実施することが重要であるとしました。本補助事業は、流通事業者や地方自治体等の地域の多様な主体が連携して行う、主に買い物弱者に係る事業に対して、国がその費用の一部を助成することにより、買い物弱者等の利便性を高めることを目的に公募を行ったものです」と述べている。
採択事業としては北から順に、北海道小清水町で株式会社エーコ-ブこしみずと小清水町商工会が連携して、「町の金融支援も受ける予定」のもとに、「高齢者の安否確認を含めた移動販売および宅配を行う事業」を始め48件が記載されている。
SANARI PATENT所見
上記テレビ東京TBSの映像が、「ご用聞き」活動を描いて遥かに分かり易いが、例えば電球取替などの断片的化事業を100円単価でしてあげて喜ばれている青年「ご用聞き」の月収は10万円ということで、荷台付きの電動二輪車購入などが補助されれば良いが、と誰も考えたろう。
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