2011年1月8日土曜日

知的創造性育成の中核機関として大学の新規予算

弁理士 佐成 重範   ケータイ検索 SANARI PATENT
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13.(承前0106記事)申し上げます。文部科学省は、「知的創造性育成の中核機関である大学の教育・研究の基盤となる経費を6年ぶりに拡充するとして、2010年度よりも531億円多い1兆7923億円を、次のような内容(SANARI PATENT要約)で計上している。(国立大学については既述)
13-1 私立大学等経常費補助の充実に3209億円→ 一般補助のウェイトを66%から88%に拡大し、授業料減免対象は1.6%増の3万人とする。
13-2 科学研究費補助を抜本的に拡充し、633億円増の2633億円とする。→ 基金化により研究費の複数年度使用を実現すると共に、創設以来最大の増額を確保した。この予算総額の3割を基金化し、新規採択の8割を対象とする。(SANARI PATENT考察:「基金」という在来用語の意味と若干異なる感もあるが、とにかく、多年度使用を認めたことは極めて適切である。)
14、高い国際感覚を備えた人材育成のため、新規に22億円を計上し、日本人学生を海外へ派遣すると共に、アジア・アメリカ等の外国人を受入れ、国際社会で広く活躍できる人材を養成する。(SANARI PATENT考察:「学生の双方向交流の推進」は良いが、「3ケ月未満の派遣・受入れ各7000人」とあるので、いかにも中途半端な「養成」と感ずる。)
15.国立大学の施設整備に437億円を計上した。(SANARI PATENT考察:施設の耐震化やエコ化で、必要だが、併せて革新性を持たせ得ないか。)
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