2011年1月6日木曜日

「大学関係者の皆様へ」と文部科学省

弁理士 佐成 重範   ケータイ検索 SANARI PATENT
文部科学省の文章というと、文字通り教育的なしかつめらしい説教で、あまり嗜好されなかったと思うが、2011新年度予算の解説の見出しは先ず「大学関係者の皆様へ」とあって、親近感多大である。
11(承前0105記事)知的創造性育成の中核機関である大学の教育・研究の基盤となる経費を、6年ぶりに拡充して。対2010年度531億円増の1兆7923億円とする。1兆7923億円の内容は、
11-1 国立大学法人運営費交付金のうち、 1兆1363億円→ 授業料減免対象を、学部と修士については2000人増の3万6000人とし、7.3%の交付者比率とする。博士については3000人増の6000人とし、12.5%%の交付者比率とする。
11-2 同上、国立大学付属病院の教育研究の教育研究の充実強化のため、新規予算100億円を計上する。
11-3 同上、新成長戦略の実現に資する新たな教育研究プロジェクト推進のため新規予算65億円を計上する。
11-4 国立大学教育研究特別整備費58億円を新規に創設し、大学における機能別分化・連携の推進、ルールの質保証など、大学改革を推進する。
12. 国公私立大学を通じた大学教育改革の充実等に496億円を計上する。
12-1 うち、新規予算39億円で、博士課程教育リーディングプログラム17件を対象とする。
12-2 同じく、新規予算22億円で、大学の世界展開強化事業として、「キャンパス・アジア」中核拠点16件、米国大学等との協働教育創成支援10件を対象とする。
13.(以下次回)
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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