2011年1月3日月曜日

先進的宇宙システム開発に経済産業省新規36億円

弁理士 佐成 重範   ケータイ検索 SANARI PATENT
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(17) (承前01-03記事)宇宙産業の海外展開促進のため、小惑星探査機「はやぶさ」の搭載技術を活用し、従来に比べて製造コスト10分の1、納期期間3分の1、商用で世界最高水準性能(50cm未満の精度で地上画像を分析)の特徴を持つ高性能小型衛星「ASNARO」を開発し、宇宙で実証実験する。(新規36億円)
(18) 次世代エネルギー・社会システム(SANARI PATENT考察:「中ポツ」の打ちどころが微妙だが、次世代エネルギーシステムと次世代社会システムの融合システムと解する)の実証において、大量の再生可能エネルギーを安定的に受け入れるためには、蓄電池・家電等を活用してエネルギーの需給を調整するエネルギーマネジメントシステムが必要である。このシステムを基礎とするスマートコミュニティの実証を、横浜・豊田・けいはんな学園・北九州の4市において行う。(新規149億円)
(19) 前項の総合的スマートコミュニティのモデル作りに加えて、これを補完する先進的技術やエネルギーの活用方法を確立することが必要である。このため、先進的で汎用性の高い実証と、気候・地域特性に応じた実証を行う。(新規32億円)
(20) 日本が強みを持つスマートグリッド(SANARI PATENT考察: スマートグリッドは、スマートコミュニティの核心要素として位置づけられると解する)            
を始めとする省エネ・再生可能エネ技術やシステムについて、相手国政府・企業と協力し、現地実証により有効性を示して、世界に普及する。(新規190億円)
(21) 政府による二国間クレジット(SANARI PATENT注: 温暖化ガス排出権取引)の取得に向けて、所要のインフラを整備する。(新規2.4億円)
(22) 日本が強みを持つグリーンイノベーション分野の技術が適正に評価されるよう、アジア諸国との間で性能評価方法の開発、その国際標準化と各国における認証力の向上を図る。(新規11.6億円)
(23) 戦略的国際標準化事業として、今後世界的な成長が期待され、かつ日本が優れた技術を有する分野など、産業競争力強化の観点から必要な戦略的分野において、重点的に国際標準化を提案する。(新規14億円)(SANARI PATENT考察: 従来国際標準化については、例えばITUの電気通信関係国際標準化のように、NTTやKDDIのcontribution/寄書活動が主体であった。)
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)    

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