2011年1月16日日曜日

第5回日中韓情報通信大臣会合の結果

弁理士 佐成 重範   ケータイ検索 SANARI PATENT
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情報通信分野の日中韓協力を一層推進するため、第5回日中韓情報通信大臣会合が2011-01-14にマレーシア・クアラルンプールで開催され、「新たな枠組み」について合意したと、総務省が発表した(2011-01-14)。(SANARI PATENT考察:「大臣会合」という表示だが、日本は総務審議官、中国は工業・情報化部副部長、韓国は放送通信委員会委員長が出席して、実質的協議を行ったようである)。
発表内容(SANARI PATENT要約)は、
1. 情報通信技術の著しい発展に対応して、より機動的・機能的な協力を推進するため、日中韓の新たな協力の枠組みについて協議し、改定した合意文書に署名がなされた。
2. 日本から、今後は等セキュリティ、研究開発、人材育成等の分野で、特に日中韓3国の重要となり、日中韓協力を多国間協力とも連動させていくことが重要であることを指摘し、認識の一致を見た。
3. この会合に合わせて韓国放送通信委員会委員長との間で二国間会談を開催し、今後の情報多分野の政策協調や連携方策を日論した。
SANARI PATENT所見
情報通信政策には国策が直接反映するから、情報通信行政の実務者間の意思疎通は実質的に日中韓利益共進のため、極めて重要である。      
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