2010年12月19日日曜日

J-REIT AA銘柄の堅実性

弁理士 佐成 重範   ケータイ検索 SANARI PATENT
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J-REITは日本産不動産投資信託で、金融商品の一つであり、かつ不動産関連商品であることから、Lehman-Shockの後遺症で、警戒感を持つ向きもあったと思う。2011-10~11の日銀・金融政策決定会合において、J-REITが日銀による資産買入の対象とされたことは、世上の認識を改める効果を持ったこと、疑問の余地がない。野村証券はこれに先立ち、そのIR誌によってJ-REITの仕組みの解説をしてきたが、更にJ-REITセミナを開催して(2010-12-17:野村証券本社にて)、代表的な投資法人の説明会を併催した。
基調講演において野村証券の渡邊 晶氏は、J-REIT(Japanese Real Estate Investment Trust:日本版不動産投資信託)の仕組みとして次の3点を示した(SANARI PATENT要約)。
(1) 投資家の投資資金で、投資法人が不動産を購入し運用する。
(2) 運用収入による収益を投資家に分配する。
(3) 証券市場に上場され、流動性・換金性を具備している。
次に、J-REITの魅力とリスクについて次のように示した。
(1) 魅力
(1-1) 現物不動産投資に比べて、小額投資単位の投資が可能である。
(1-2) 資産運用会社が、不動産を厳選して投資し、その運用収益を投資家に分配する。
(1-3) 不動産の緯持管理は、資産運用会社が選定した専門の管理会社が行う。
(1-4) 金融商品取引所(SANARI PATENT注: 東証など)に上場し、換金性に富む。
(2) 主なリスク
(2-1) 元本保証商品ではない。
(2-2) 分配金は変動する。
(2-3) J-REITの価格は、不動産市場・金利環境・地震などにより変動の可能性がある。
SANARI PATENT所見
当日のセミナでは、ジャパンエクスセレント投資法人、MIDリート投資法人、および、産業ファンド投資法人が法人説明したが、いずれもAA格付けを有し、それぞれ、首都圏」・大阪圏・産業用の各優良不動産を取得運用して成果を収めていることが、具体的に示された。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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