2010年12月18日土曜日

在宅介護企業と臨床検査企業の提携

弁理士 佐成 重範   ケータイ検索 SANARI PATENT
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「医療総合サービスの新展開」という、全世界市民が理想とする目標を掲げる「ファルコSDホールディングス」(東証大証1部)の、Corporate Data 2010が届いた。会社四季報は、「臨床検査受託大手、調剤薬局展開、ドラッグストア示野薬局を傘下に」と特色づけているが、更に「ロングライフ傘下の在宅介護等2社と連携、顧客情報提供や販促、ドラウッグストアは来期3~4出店の意向」と特記していることが注目される。医師大幅増員は短期には実現し難く、医療技術と機器は先端化・高度化・専門化が高速度で進むから、「総合性」による全分野対応と規模メリット・効率化の推進が、全世界市民のため必須だが、ファルコSDは、業歴22年余(前身の関西医学検査センタから起算すれば48年余)を、この目標に沿って着実に業績を挙げてきたと、SANARI PATENTは考える。
経営の業績も逐年拡大し、2010年度上半期売上高289億8300万円で2008,年度同期比52.8%増、経常利益は8億4900万円で47.7%増を示している(2009年度は決算期変更で異例)。
1992年に臨床検査事業を開始以来、1999年に調剤薬局事業、2000年にヒト遺伝子検査事業および遺伝子組換え食品検査事業、2006年にファーマコゲノミス事業、2007年にORCA導入支援サービス、2010年にドルッグストア事業を開始し、総合性を充実してきた(SANARI PATENT注: ORCAは日医標準レセプト:Online Receipt Computer Advantage)。
冒頭にSANARI PATENTが注目したロングライフホールディングス(JASDAQ-S)は、「介護付き有料老人ホーム、グル-プホームと在宅介護を展開、老人ホーム新設は社有地中心、手薄な首都圏等でM and Aも企画、中国の合弁設立」と海外にも志向(会社四季報による)。ファルコSDとの提携で、総合効果が一層期待される。 
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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