2010年11月7日日曜日

KOMATSU Develops Bulldozer Operation Methods for Improving Fuel Efficiency 

コマツ「Global Teamwork for Tomorrow」の展開
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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コマツの2010-04-01~2010-09-30連結売上高は8597億6300万円で前年同期比33.1%増、営業利益1039億1200万円で4.3倍という好調を示したが(2010-10-28発表)、重点項目として、「製品・部品の情報通信技術化の推進」、「環境対応・安全性向上の商品開発」、「中国・アジア・中南米など戦略市場における販売・サービス体制の拡充」、「現場力の強化による継続的な改善の推進」を掲げていることは、中国等における業績や、標記エネルギー効率向上の実績に徴して、その成果を着実に収めつつあると評価できる。公式の発表では語り尽くせないことも、優秀な経済評論家によってレポートされているので、ここには、財部誠一氏(野村証券出身)の「中国ゴールドダッシュ」に表現されたコマツの活躍ぶりを引用する。
(1) 中国四川省成都でコマツの建機を販売する「コマツ四川」を、2009-02-21に訪れた。コマツのパワーショベル1台で、中国製が3台買えると言われるほど高価であるのに中国でもコマツが求められるのは、頑丈である上に汎用性が高いからだ。先端部分をドリルなどに交換すると、地面を掘るだけでなく、建物の解体にも使える。かつ、アフタサービスが行き届いている。
(2) 中国では、農民が起業して公共工事を請け負う。日本では大手・準大手のゼネコンや地方の有力建設会社が落札する。中国では、実際にコマツの建機を使って工事している業者の多くが個人請負である。彼らが1台1500万円のコマツ・パワーショベルをローン購入し、工事をしながら、毎月。元利金を返済している。「返済は利息だけでも毎月14万円払っているが、利息分を遥かに上回る利益が出ている」と言う。
(3) 成都は上海から直線距離で1600kmも離れた内陸都市だが、人口1000万人を要する大都会で、同市や重慶市を中心とする四川省一帯は、2ケタ成長を続けている。
SANARI PATENT所見
四川省といえば大自然災害のみを想起させる日本のテレビなどマスコミに偏らず、上記著作報告のようなコマツの現地業務の活況(消費者対象ではイオン等の四川省進出も併せて)を十分認識する必要がある。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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