2010年11月1日月曜日

Google’s Innovating Functions are Raising Various Responses

 Google新機能の続出に対する反応も多様
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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高度ITの活用いかんが企業の業績や国民経済の成長いかんに直結する現代であることに、異論はない。Googleの新機能に対する関心が高いことは当然である。従って、その主なものを要約しておくが、「プレイス検索」のように、世界主要40国で同時的に提供開始されるものも多いから、直ちに活用に着手することが、グローバルな情報収集メソッド進展に乗り遅れないため、必要である。
(1) 場所に関する「プレイス検索」→ Googleは2010-10-29に、「プレイス検索」機能の提供を開始した。数日中に世界40国で提供される。店舗や観光地を始め、各種施設など、世界中の様々な場所に関するローカル情報を、検索結果ページに整理して表示する。例えば、「六本木 イタリアン」で検索すると、六本木のイタリア料理店に関するページをまとめてリストアップする。各検索結果のスニペット(SANARI PATENT注: 検索語が含まれるテキストの抜き書き)には、住所・電話番号・店舗写真のほか、Googleマップの赤いピンも表示され、画面右に表示される地図で位置を確認できる。また、上記ピンをクリックすれば、各場所に関する情報をまとめた「Googleプレイス」のプレイスページにジャンプできる。
(2) 通販商品を類別一括表示する「Googleショッピング」→ Googleは2010-10-28に、「Googleショッピング」の提供を開始した。商品キーワードの検索により、検索商品の商品名・画像・価格が一覧表示される。「Googleショッピング」は既に、米国やドイツで提供されているが、表示方法を変えたり、価格帯・オンラインショッピングサイトを絞って検索することもできる。
SANARI PATENT所見
Googleショッピングに内包される「価格比較サービス」については、「カカクコム・楽天、どう迎え撃つ」など、マスコミの反応が鋭敏である。例えばJ-CAST 2010-10-28は、「グーグル・ショッピングの開設に神経を尖らせていると思われるのが、カカクコムなど価格比較サイトだろう。後発とはいえ、既に世界的な知名度を誇るGoogleの参入は脅威のはずだ。しかもGoogleは、商品情報の掲載を無料とした」「楽天のようなネットショッピングモールも、競合するかも知れない」など述べている。関連動向を広く注目すべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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