2010年10月10日日曜日

Shibaura Institute of Technology Holds Tokyo Area Alumni Association on Nov.5 

芝浦工大校友会東京総支部総会を2010-11-05に開催
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
佐成重範弁理士が芝浦工大の芝浦短大電気科(夜間)を卒業したのは1961年3月で、東京通産局総務課長在任中だった。本省勤務は国会や予算編成・政策立案のため残業が日常化しているが、地方局はそれがないので、同校の高電圧実験装置や、当時最先端のトランジスタ研究に夜間取組み、「トランジスタの特性曲線」の実験報告を卒論として卒業したが、クラス総員8名の電子機器会社職員と共に贅沢な研修であり、本省に転勤後、今に至るまで、そこでの習得が活きている。
芝浦工大は極めて活気に満ちた大学で、豊洲の新校舎は豊洲の容貌を一新する壮大な偉容を誇っているが、その構築資金が着実に調達される校風であり、比較するのは気の毒だが、マスコミで関心を集めた慶応大学の資金運用失敗(いわゆる金融商品運用)による巨額の損失が、校舎改築計画をご破算とし、理事会と評議員会の責任帰属も話題とされたことに比べて、芝浦工大は、誠に立派である。
芝浦工大校友会の東京総支部支部長は現在、キャノン電子の酒巻 久社長である。今度の支部報にも「人間関係と想像力」と題して所感を述べておられるが、技術系社長の域を遥かに超えた人情味溢れる内容で、同社社員やお家族の幸福が偲ばれる。
支部員多数の寄稿も率直な過去現在の述懐で親近感を増すが、中には、機械工学科卒業と共にエンジンメーカーに就職し、スプリングの許容応力テスト中に、限界を超えたスプリングが破損して飛散し、網膜剥離、失明に至った報告もあり、マッサージ師に転じて、充実した日常を報告された校友もおられ、「ものづくり」立国には貴重な礎石が厳存することに感銘した。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム