2010年8月29日日曜日

Yamada Denki realized Two Trillion Yen Net Sales in 2009 Fiscal Year 

ヤマダ電機の業績伸長と中国展開
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
ヤマダ電機が会社説明会を開催した(2010-08-28:東京・京王プラザホテル)。売上高ランキング(上場会社の2010-03月期、ビッグカメラは2009-08月期)では、1位ヤマダ2兆0161億円、2位エディオン8200億円、3位ケーズHD6486億円、4位ビックカメラ5891億円、5位コジマ4382億円、6位・上新電機3856億円、7位ベスト電機3456億円、8位ラオックス969億円だが、特にヤマダ電機は、5年前に売上高1兆円を超え、売上高2兆円と経常利益1000億円超の目標を、5年後の2010-03期に早くも達成したことは、経営戦略の目覚ましい成果である。
SANARI PATENTが理解するところでは、ヤマダ電機のこの大発展は、二つの要素、すなわち、地方拠点から大都市圏への進出、および、サービス・リユース・SOHO・WEB・物流システム・情報システムを含む総合経営コンテンツの独創性である。
ヤマダ電機は1973年に群馬県で電気店の個人創業から始まり、今も本社を群馬県高崎市に置くと共に、群馬大学医学部に高価な癌関係研究施設を寄付するなど、初心と発祥の追懐を大切にする奥床しさがあるが、2005年に電機量販店・初の売上高1兆円達成を契機として、地域拠点主義から脱却して、2006年に大阪難波に初の都市型大型店LABIなんばを開設し、以後、2007-07に東京都初の都市型店LABI池袋、2008-03に大阪府千里ニュータウンにLABI千里、2008-09に東京渋谷駅前LABI渋谷、2009-09に東京・目黒区にLABI自由が丘、2009-10に東京池袋三越跡にLABI日本総本店池袋、2010-04に東京・LABI新宿東口館を、新宿3丁目の目抜きに、地下2階地上9階の社有ランドマークとして開設するに至った。
2011-03期の第一四半期(2010-04-01~06-30)も、売上高は4643億円で前年同期比7.8%増、経常利益は175億円で2.6倍に達し、SANARI PATENTが特に注目するのは、販売管理費が869億円で、前年同期実績1041億円の84%に合理化されていることである。
今後は、中国展開への取組が注目される。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム