2010年8月20日金曜日

Real Time Space Control by Utilizing Cloud Computing

リアルタイムな実空間制御について経済産業省報告書
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
クラウド利活用の諸局面の一つとして、経済産業省のクラウド報告書(2010-08-16)は次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
1. センサ情報などは、情報量が膨大だが、これを十分に解析する術がないために、利活用 効果が大きいことを期待されながら、これまで、解析の試みが十分に行われず、サービスの向上に役立てられなかった。クラウドの活用により、このような潜在的サービスを現実化することが期待できる。
2. 例えば交通分野では、プローブ情報と呼ばれる、自動車から取得可能なブレーキ・ワイパ・速度などの情報をセナサで取得し解析することにより、より安全に走行するための情報を運転者にリアルタイムに伝達することが可能になる。(SANARI PATENT考察: 次世代電気自動車は高度モーバイル電子機器と改称すべきだから、このようなクラウド利活用も必然的である。)
3. また農業分野では、センサを搭載した無線発信装置のnetworkを農場に張り巡らせ、気温・土壌温度・相対湿度・土壌水分量・光・風速・葉の湿り具合や気圧などを直接測定し解析することにより、作物の成長などの状況に合わせて、葉の除去や肥料の追加、必要最低限の農薬散布などが可能となり、生産性が大きく向上することが期待される。(SANARI PATENT考察: 農産・漁産(マグロの陸内養殖等)の工場化を併進すれば、食糧供給のinnovationに資するところ多大であろう。)
4. さらに、再生エネルギーを最大限に活用し、系統の安全性を確保しつつ、最適なエネルギー需給マネジメントシステムを構築し、電気自動車を含む交通システムや家庭。ビルの電気機器制御に活用することにより、Smart Communityを構築できる。(SANARI PATENT考察: Smart Gridがその構成要素となる。)
(コメントは sanaripat@gmail.com   にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム