2010年8月9日月曜日

Kewpie Aspires to Contribute to a Well-Accepted Dietary System Globally 

キューピーの増収増益、新商品多様化と中国・タイ市場展開
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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キューピー(東証1部)の事業報告(2009-12-01~2010-05-31)が届いた。
今次キューピー報告書は先ず、「中期経営計画戦略を着実に実行し、増収・増益となりました」と述べ、特に「食品物流業界においては、燃料価格の上昇基調での値動きや消費の冷え込みによる荷動き減少の中、競争激化の情勢のもとで、連結対象範囲の拡大が売上増に寄与したことに加え、運送機能や倉庫内業務の再構築に向けた合理化策で増収増益しました」と述べている。
さらに海外では、中国への一層の浸透、タイのフードサービス市場の開拓やメレーシアへの進出を図るなど、東アジアでの拡大を推進する旨を述べているが、味の素やキッコーマンと同様、グローバルに愛好される多様化キューピー商品の開発が予想される。食品物流や海外市場展開に積極的なキューピーは、知財開発が活発で、例えば最近の特許公開発明を見ても、
(1) 発明の名称: 多層プラスチック容器およびその容器を用いた容器詰め酸性水中油型乳化食品(特許庁公開日2010-07-29)→ 長期間に渡って酸素透過を実質ゼロに保つことのできる多層容器、特にマヨネーズ等に用いるスクイーズボトルを開発する。
(2) 発明の名称: カートリッジおよびそれを用いたカートリッジ式ガンディスペンサ(特許庁公開日2010-07-29)→ カートリッジ型容器の手軽さと、フィルム容器に匹敵するコストで、しかも前面に設けられた複数の開口弁を具有する蓋と本体」フィルムの袋の内にペースト状食品を充填密閉したカートリッジを提供する、など。
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