2010年8月2日月曜日

Prime Minister N.Kan as Japan Patent Attorney

 弁理士としての菅総理大臣
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter http://twitter.com/sanaripat
菅直子・総理大臣夫人の著書「あなたが総理になった、いったい日本の何が変わるの」が大好評だが、弁理士出身総理大臣の記念に、その記述の関係箇所を摘記しておこう。
(1) 菅は、東京工大を卒業しても、大企業に入るのは嫌だ。何か資格を取って、自立したいと言って、特許の申請を扱う弁理士を目指すことにしました。この試験は難しく、そう簡単には合格できません。実際、菅は四度目で合格。それまでは、大きな特許事務所で働くことになっていました。(SANARI PATENT注: 婚約時代のこと)
(2) 私(伸子夫人)としては、近い将来、菅は弁理士となり、やがて独立して自分の事務所を開くのだろう、と思っていました。
(3) 弁理士は、真面目にやれば、割と報酬が良い仕事なのです。知り合いの弁理士の先生は、立派な家に住んでいらっしゃいます。ですから、将来は弁理士の奥さんとして、悠々自適に暮らせるだろうと思っていたわけですが、そうはいきませんでした。
(4) 菅の父は、三菱商事に就職したのに、創業当初の宇部曹達の社員になったという、大組織を辞めるタイプで、菅も、特許事務所に就職し、やがて資格をとって独立しました。その菅が、日本最大の組織である政府のトップに立つのですから、世の中、不思議なものです。
(5) 菅のプロフィールには必ず、「弁理士」とあります。いまは、さすがにごく細々としか弁理士の仕事はしていませんが、議員になってからもかなりの間は、しっかりと二足のわらじを履いていました。
SANARI PATENT所見
菅弁理士・総理大臣は、内閣知財戦略本部の本部長として、コンテンツを含む知的財産全般の政策の最高責任者であるが、例えば、数年前の諫早市視察などの具体的案件においても、弁理士としての知見を発揮していることが報道されている。諫早市内のバイオマスプラントを一目見るなり、「これは画期的な発明ですね。特許を取りなさい」と、知り合いの弁理士を紹介している(週刊新潮2010-07-01)。
伸子夫人自身も、サミットで各ファーストレディへのプレゼントとして「漆塗りの美しい箔絵が描かれたUSBメモリー」や、折り畳んで風呂敷パックの形にした風呂敷を、「日本古来のエコパックです」と進呈したり、日本のファッションを、リメイク自在の日本着物姿で外交していることは、ソフトパワーの最たるものである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム