2010年7月28日水曜日

Growth and Transfiguration of Japan Expo as the Base of Cool-Japan

 欧州最大の日本文化とエンタテイメント・フェスティバル
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 内閣知財戦略本部の知財戦略は、その4つの柱の一つである日本コンテンツのクールジャパン発揚の場として、毎年の計画にジャパンエキスポの拡大を重要としてきた。先ず「ジャパンエキスポ 」の沿革をその事務局の記述(SANARI PATENT要約)で見る。
(1) 今から10年ほど前、フランスで、日本文化の情熱的なファンであった数人の若者達が、フランスでは未開拓だった漫画および伝統文化、そして「今」の日本に特化したイベントを開催するという案を「ジャパンエキスポ 」として企画し実行に移した。
(2) ジャパンエキスポは、2007年からは欧州最大の日本文化とエンタテイメントのフェスティバルとなり、2009年には10周年を迎え、9万5000m2の会場は16万5501人の来場者で埋め尽くされた。
今年(2010-07-01~04)の状況を朝日新聞(2010-07-25)は、「クールジャパンに脅威」と題し、「中韓、挙国の育成」と副題して、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
(1) 今年のジャパンエキスポで、欧州のマンガファンが集う会場の一角に、韓国のマンガMANHWAが展示された。これは韓国政府所管のコンテンツ振興院のブースで、初出展である。韓国は同院に1800億ウォン(133億円)を支出し、対外戦略や人材育成を行っている。同院の李院長は、「21世紀には、文化産業が全ての産業をリードする」と見ている。
(2) 中国も、2007年の共産党大会で「文化軟実力」(文化のソフトパワー)を重要国策の一つに位置づけ、映画・出版と共に、動漫(アニメ)産業に注力している。動漫関連産業を集めた「動漫産業基地」を天津・大連・長沙など20箇所の設けた。(以下次回)
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