2010年7月18日日曜日

Government Intellectual Property Plan Intents Economy Growth by Contents 

内閣知財戦略本部がコンテンツ強化を核とする経済成長を強調
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 クラウドコンピューティングの極めて迅速な展開により、デジタルコンテンツの知財は極めて急速に変貌しつつある。内閣知財戦略本部の本年度(2010)知的財産推進計画が、「3つの戦略および重点施策」の第2に「コンテンツ強化を核とした成長戦略の推進」を掲げ、分野別3政策の第2にも、「コンテンツ強化を核とした成長戦略の推進」を掲げていることも当然である。
 このようなコンテンツ重視の背景は、上記知的財産推進計画において次のように述べられている(SANARI PATENT要約)。
(1) 経済のグローバル化が進展し、国際競争が激化する中、一度は追いついたか(SANARI PATENT注:「日本」が追いついたのである)に思えた欧米諸国には再び引き離され、猛進する新興国には追い付かれ、追い抜かれつつある。
(2) しかし、これは日本の本来の姿ではない。日本はもっと大きな潜在力、すなわち、国民に広く行き渡った教育(SANARI PATENT考察:広く浅いのではないか。そのため、理数能力、ベンチャー精神、実学、例えば知財出願能力や本人訴訟能力の欠如)、おおくの分野で最先端を走る科学技術、「クールジャパン」と呼ばれるコンテンツなど、日本は世界有数のクオリティを誇る資源を有する。
(3) これら潜在力の最大限発揮により、海外での競争に勝ち抜き、国内市場を活性化し、大きな経済成長を達成できる。
(4) その際に必須なのが、国際標準や知財の活用である。優れた技術やコンテンツなどの知的財産を最大限活用するためには、人材の育成、イノベーションの創出、国際標準の獲得、グローバルな事業展開戦略を総合的に推進すべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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