2010年7月14日水曜日

Function and Cost-Merit Balance of Smart Meter Discussed by METI 

経済産業省の検討会でスマートメーターの諸課題解明中
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 経済産業省は来る2010-07-22に「スマートメーター制度検討会」を開催する。今回の議題は「スマートメーターの活用による業務効率」である。前回(今月初2010-07-01)の議題は「スマートメーターによる需要家情報の活用」であったが、その論点(SANARI PATENT要約)を考察する。
(1) スマートメーターにより、消費者が「見える化で省エネ行動、見守り」のメリットを得ることは理解できるが、電力供給事業者側のメリットと相関させて、スマートメーター設置に係るコストの負担を考えるべきである(消費者メリットをもっと明確にすべきである)。
(2) スマートメーターにより、情報が外部に流出する懸念がある。
(3) 海外の実施事例について、その効果を把握すべきである。費用対効果を論ずるべきで、費用は明確だがメリットも、事例を踏まえて定量的の示すことが重要である。
(4) スマートメーターとHGWとは、分けて考えるべきではないか(SANARI PATENT注: HGWは、Home Gate Wayだが、その概念も十分明確ではない)。この場合、コスト負担者、費用回収方法も考究すべきである。
(5) 費用対効果については、軽いメーター(SANARI PATENT注: 機能が簡単な計量メーターという趣旨に解する)を全家庭に普及するのと、機器制御についても本格的の全家庭に導入するのと、選択を明確にすべきである。(以下次回)
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム