2010年7月6日火曜日

Global IT Service Company and Solution and Technology Company of NTT-

 NTTデータの海外展開とクラウド・オフショア開発 
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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(4)(承前2010-07-05記事)NTTデータ・グローバルITサービスwww長・榎本 隆氏は次のように述べている(SANARI PATENT要約)。「NTTデータ・グローバルITサービスwwwの使命は、NTTデータの成長エンジンたることである。NTTデータは2013-3期の売上高1兆5000億円、うち海外3000億円を目標としているが、これは海外売上高比率を現在の6%から20%に引き上げるもので、その達成に必要な経営資源を海外で獲得する。一方、M and Aを加速するが、その方向性としては、日本と比較して圧倒的に市場規模が大きいグローバル市場におけるビジネスの拡大と、SAP業務体制の確立という二つの切り口から取組む。なおSAPは、企業の会計・人事・生産などを管理する基幹業務ソフトの市場で大きなシェアを持つドイツのソフトウェア会社の社名だが、通常、同社が提供する上記ソフトウェアを指す。また、日本語での開発を得意とする中国の拠点に加えて、英語の開発ができるインドの拠点を拡充する(SANARI PATENT考察:「日本語での開発」という意味は分からない。漢字圏という共通性から、相互理解が容易である利点を十分に活かすべきだが、中国語は国連公用語の地位を有する点、日本側が中国語に接近する方が有利である。インドのソフトウェア発達と数学人材の豊富は、英語能力と共に、日本を上回る局面がある)。」
(5) NTTデータのソリューションアンドテクノロジーwww長・山田伸一氏は、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。「このwwwは、直接、および、他の2wwwを通じて顧客にソリューションやサービスを提供する横断的な要の組織であるが、特にクラウドコンピューティングとオフショア開発に注力する。クラウドのうち、個別の顧客のサーバー群を集約してシステムを整備するプライベートクラウドや、業種間・特定企業間で共同利用するコミュニティクラウドについては既に取組んでおり、今後は、不特定多数の顧客を対象とするパブリッククラウドへの取組を積極化する。また、オフショア開発については、中国・インドを始めとして体制を強化し、コスト競争力を高める。
SANARI PATENT所見
 情報通信サービスを営む企業が、在来・新規参入を含めて、いずれも業容の拡大を志向しており、競争も激化するから、情報通信サービス企業自体の情報通信ノウハウのイノベーションが不可欠である。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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