2010年7月1日木曜日

NICHIHA Co. Expands Commercial Production of Nano-Hydrophilic Micro-Guard for Stains

 「外壁の汚れを雨で綺麗にします」とニチハのマイクロガード
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 ニチハ株式会社(東証名証1部)は、「窯業系外壁材で最大手、高級感のある洋風外壁が特徴で、リフォーム・非住宅向けなどにも注力、住宅着工回復が鈍い国内は、新商品の大口顧客への浸透が顕著、数量効果で原材料費・燃料費の上昇をこなす、米国子会社は流通・施工業者対策を強化し増収策」(会社四季報)と評価され、連結売上高は880億8700万円で前期比4.7%の減ながら、営業利益・経常利益、当期純損益とも大幅改善して黒字転換を果たしている。
「窯業系サイディング」という用語は未だ一般に馴染み深い域に達していないと思うが、「窯業系外壁材」と言えば極めて分かり易く、セメント質と繊維質を主原料として板状に形成したもので、最近新築戸建ての10棟中の7棟の外壁材がこれだという。特に1990年代になって、住宅が洋風・高級指向になるにつれて、窯業系外壁材が主流になったが、ニチハの高級感ある質感や色柄が人気を呼び、壁一面に採用する住まいが続出したようである。
 更に新たな挑戦の新製品として、「光と影」をデザインテーマに掲げ、窯業系サイディングのみが表現できる造形美の「風光」の発売、機能性不燃内壁材の本格的市場投入、金属粉を塗料に混入して自動車のメタリック塗装と々風合いの壁材が、新築と共に、最近流行のリフォームの価値を飛躍的に高めると思われる。 
 特に、シリカ粒子をナノレベルでコントロールするニチハの技術が、高い親水性を実現して、雨水と共に汚れを洗い流す「マイクロガード」が、住宅の資産価値を保存し高めると思われる。
SANARI PATENT所見
 ニチハの米国子会社が拡販して、日本の壁材新技術を、米国全域に誇示するに至ることが望まれる。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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