2010年6月23日水曜日

METI Starts for Programming New Energy Innovation Technology

 経済産業省が「新たなエネルギー革新計画策定」に着手
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 新成長戦略の閣議決定(2010-06-18)に伴って経済産業省は、「「新たなエネルギー革新計画策定」に着手すると発表した。そのポイント(SANARI PATENT要約)は、
(1) 新たな革新技術を追加する。すなわち、太陽光発電・二酸化炭素回収貯留・原子力発電等の重点技術に加えて、今後世界で大幅な普及拡大が予測される風力発電等の新たな革新技術を追加する。
(2) 開発を加速するため、革新的製鉄プロセスや次世代高効率照明の技術開発乃前倒しなど、新たな要素を盛り込んだロードマップを策定する。
(3) 国際展開を強化するため、エネルギー技術の世界規模での普及を推進し、相手国ニーズへの適合支援等、国際展開に向けた支援策を検討する。
SANARI PATENT所見
 日本が目指すべき姿として、既存の技術の延長上にはない革新的なエネルギー技術を開発することにより、世界のエネルギー安全保障および地球環境問題の解決に大きく貢献し、かつ、世界最先端のエネルギー技術を緯持して、日本産業の国際競争力を緯持強化すると共に、その際、日本の技術の優位性を冷静に分析しつつ、国際標準化を含めて、真に国際競争力野」獲得に資する取組を強化するとしていることは、含蓄が深い。日本の技術優位性について過度の、または時代遅れの認識に安住していることの危険性は、情報通信分野で次々に顕在化しているが、エネルギー分野についても、「日本の技術の優位性を冷静に分析」することが極めて重要である。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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