2010年7月10日土曜日

UNIQLO by Fast Retailing vs. PISCOTECHS by Seiren

 ユニクロの新品質低価格大量生産とビスコテックスの多種多様ノウハウ生産を対照
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 セーレン(東証1部)のホームページには予てから、「テレビ東京・カンブリア宮殿に川田達男社長が出演!」と予告していたが、「ユニクロの売上高著増が鈍化」というマスコミニュースの後時刻に放映(2010-07-05)されたので、ユニクロの低価格・新品質・大量生産がグローバルに人気を博しながら、やや需要充足済み的な感触にも受け取られたのだが、セーレンのビスコテックスは、布にインクジェットプリント方式でデザインを個別に新作しつつ、需要即応の少量多様生産を合理的に行う独自ノウハウの製品を限りなく創出することが予想され、グローバル市場では、ユニクロとビスコテックスがむしろ並進し併用商品として愛用されていくと、SANARI PATENTは考える。
 ユニクロがドレス・下着のみならず靴その他の日用品にも進出しているのと対比すれば、セーレンはさらに上回って、インクジェットプリント方式の自動車内相材や建築外壁材、日用品素材のオンリーワン的な諸製品、すなわち、本来業の繊維産業以外の「その他分野」(電磁波シールドや動脈用拒絶反応抑制人工血管などを含めて)において、既に9割に及ぶ売上高比率を示しているから、この多角性から見れば、セーレンが優越しており、大量性からみればファーストリテイリングが優越していると言えよう。
SANARI PATENT所見
 セーレンのユニクロがノウハウにより構成されているところに、SANARI PATENTは知的財産権的安定性を認識すると共に、川田達男セーレン社長が、「技術と社内システムが車の両輪」と強調しておられることに、経営戦略」の真髄を見る。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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