2010年7月20日火曜日

The Contents of Cabinet Contents Strategies

コンテンツを核とする成長戦略の内容
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
(承前2010-07-19記事)今次知的財産推進計画が定めたコンテンツ戦略の内容(SANARI PATENT要約)を考察する。
(1) デジタルコンテンツやサービスの開発・提供を活発化するため、デジタル化に対応した通信・放送の総合的な法体系を速やかに整備すると共に、ホワイトスペース(SANARI PATENT注: 多様に定義されているが、ここでは、「テレビなど放送電波の、利用されていない周波数帯と解する)など、電波の有効利用のための方策を2010年度中に策定する。
(2) インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策のため、プロバイダによる侵害対策措置の実施を促す仕組みの導入や、アクセスコントロール回避規制の強化を内容とする改革案を2010年度中に策定する。
(3) 「コンテンツ特区」を設け、特定地域において新しい技術やサービスを指向できる環境を整備し、先駆的なコンテンツの創造、国際的なコンテンツ制作の誘致を促進する国際的な場を創出する。
上記コンテンツ戦略の2020年における成果イメージは、次のように描かれている(SANARI PATENT要約)。
(1) コンテンツを核とする海外年収を2009年の1兆2000億円から2020年2兆6000億円に増やす。(SANARI PATENT注:「コンテンツを核とする海外年収」は、「コンテンツ直接の収入と、他分野に対する経済的は旧効果による収入の合算額としているが、後者の内容を明示すべきである)。
(2) 海外からコンテンツ観連留学生1万人受入れを目指す(現在は3000人強)。
(3) 新規ビジネスを含めて、デジタルネットコンテンツビジネスの市場規模を、2008年の1兆4000億円から2020年に7兆円とする。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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