2010年7月29日木曜日

Chinese Animation Industry, Korean Cinema Industry as Rivals to Japan-Cool

 中国動漫(アニメ)「聡明的一休」(一休さん)で日中合作
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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3)(承前2010-07-28記事)中国と韓国は、経済やスポーツの分野で日本の優位を奪ってきたが、映画やマンガの領域でも、存在感を著増している。また、中国と韓国も互いに競争している。
(4) 2010-03の東京アニメフェアで海外から出展した59社のうち、38社は中国企業で、韓国勢を大きく上まわった。重慶市はこの期間に、地元アニメ企業と日本企業との顔合わせ会も開いた。中国文化省の呉・文化市場局副局長は、「アンメフェアは、中国の作品や企業を宣伝する重要なピラットフォームだ」と言い、「中国のアニメ市場規模は日本の6倍の1000億元(1兆3000億円)に達したと見ている。
(5) 2010-06に上海で制作発表された中国語「聡明的一休」(一休さん)は、1980年代に中国でも人気があった日本のTVアニメを中国の上海炫伝播と日本の東映アニメーションが共同制作する。(SANARI PATENT考察: 中国側は、原作よりも中国色を多く出したいと主張しているようだが、日本の動画などは、三国志や楊貴妃など、散々日本化してアナログコンテンツにもデジタルコンテンツにもしてきたのだから、中国が一休さんを中国化するのも当然である。)
SANARI PATENT所見
 文化庁によれば、各国文化予算(2008年度)の額の順位は、中国4775億円、フランス4360億円、英国2545億円、ドイツ1592億円、韓国1169億円、日本1018億円、米国925億円で、国家予算に占める割合の順位は、フランス0.86%、韓国0.79%、中国0.51%、ドイツ0.39%、英国0.25%、日本0.12%、米国0.03%だが、いずれの順位を見ても、コンテンツソフトパワーの現順位は相関せず、将来はどうか、首を傾げるところである。
(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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