2010年6月6日日曜日

MITSIBISHI HEAVY INDUSTRIES Develops Wind Power Generation Globally

三菱重工業の風力発電事業がグローバルに活発
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 化石エネルギーに代わる新エネルギーとして日本では現在、太陽光発電が専ら脚光を浴びているが、風力発電のコスト面の有利性等について関心が向いていない。しかし欧米のみならずグローバルに、風力発電に対する評価は高く、三菱重工業等の日本企業も、風力発電については海外活動の方が顕著である。従って、三菱重工業のHPにおける風力発電関係記事も、Global版にも多く見られる。日本語版では、
(1) 三菱重工業はGeneral Electronics社に対して風力発電技術関係の三菱重工業特許権侵害等に関する訴訟を米国地裁に提起(2010-05-21)
(2) 三菱重工業、洋上風力発電市場に参入、英国政府と覚書を締結(2010-02-26)
(3) 三菱重工業、ブルガリアでの風力発電事業で操業開始、日本の排出権獲得にも貢献(2008-08-07)など
Global版では、米国、中国、ブルガリアなどへ進出し、
(1) MHI has commenced business in generating electric power by wind turbines in Bulgaria and selling it locally (2008-08-08)
(2) MHI receives massive orders for its wind turbine power generation systems in succession from five major U.S. wind power generation developers (2007-07-31)
(3) MUI receives massive wind turbine orders from U.S., almost equal to Japan’s wind power generation capacity (2007-05-30)
(4) MHI to license 1 MW wind turbine technology to China, entering into Chinese market for wind power generation systems(2007-05-28)など。
なお、前記「訴訟の提起に関するお知らせ」(2010-05-21)の内容(SANARI PATENT要約)は、
(1) 三菱重工業は、米国時間2010-05-20、エネ新たな知財Electric (GE)社に対して、特許侵害訴訟を米国Florida州中部地区連邦地方裁判所に提起した。
(2) 三菱重工業は、1980年にProto-Type機を開発して以来、研究開発を継続し、今日の発電用大型風車の基礎となる技術を培うと共に、日本、米国および欧州等の地域で関連特許を取得してきた。上記提訴は、GEが三菱重工業保有の特許を侵害していることを理由として、三菱重工業の知的財産を保護する観点から行ったものである。
SANARI PATENT所見
 日本において先ず、諸種形態のエネルギーの利点を徹底的に比較し、総合エネルギーシステムとして国民に周知し、風力発電の振興を政策とすべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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