2010年5月24日月曜日

Tesla Roadster, Electric Sorts Car by Lithium Ion Battery, Attracts More Attention with TOYOTA

 次世代電気自動車に向けてTesla-Motorsへの関心高まる
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 トヨタとTesla-Motors提携の共同発表(2010-0521)により、 Tesla Roadsterなど、Tesla-Motorsの高性能電気自動車への関心が強まっている。先ずTesla-Motorsのベンチャー企業ぶりを見よう。Wikipediaは次のように紹介している(SANARI PATENT要約)。「Tesla-Motorsは、消費者向け高性能電池自動車の生産に焦点を当てた、米国Silicon Valleyに本社を置く新興自動車会社である。二人の技術者によって2003-07に法人化され、社名は電気技師・物理学者のNikola Teslaに因む。」
 豊田社長は米国で次のように述べている82010-05-21)(SANARI PATENT要約)。
(1) トヨタとTesla-Motorsは、電気自動車などの分野で提携することとした。Tesla-Motorsに対する出資も決定した。具体的なステップや体制は、今後協議決定する。
(2) トヨタとGMの合弁事業であったNUMMI(SANARI PATENT注: New United Motor Manufacturing, Inc. 在Fremont, California。1984開設し、2010閉鎖)の跡地の一部をTesla-Motorsが購入し、電気自動車の生産が行われる。NUMMIには私自身が駐在した経験があり、米国での仕事の仕方を勉強した思い入れが深い。「モノ作りのDNA」が次世代の産業に引き継がれていくことを心底喜んでいる。
(3) 今春、訪米時にTesla-Motorsの電気自動車に試乗し、「風、未来の風」を感じた。Tesla-Motorsの技術力、また、これを短時間で完成させるエネルギーを感じた。今回の提携、すなわち、トヨタがベンチャー企業と仕事することにより、チャレンジ精神や意思決定のスピード、柔軟性を学びたいことが、提携を決定した大きな理由である。
(4) トヨタも、かつてはベンチャー企業として生まれ、成長してきた。そして、今再び、その時の精神を従業員一同思い起こし、新たな未来に向けてチャレンジしたい。
SANARI PATENT所見
 Tesla-Motors側は、「トヨタは、Sustainable Mobilityの実現に向けたCommitment、たいまぬ技術革新、品質向上を実践する会社であり、トヨタがTesla-Motorsとの提携・出資を望んだことは光栄である」と述べ、「トヨタの持つ開発・生産に関する識見を学び取り入れたい」としていることは、上記経緯と共に、意気の合った提携として期待される。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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