2010年5月6日木曜日

Google vs. Hitachi Software Engineering as GPTW (Great Place to Work)

 情報技術企業で世界および日本のGPTW各トップ級、Googleと日立ソフトウェアエンジニアリング
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 大型連休が終わって今日(2010-05-06)から、経済成長に向けての企業活動に復帰する人々にとって、米国Fortune誌唱導のGPTW (Great Place to Work)、「働き甲斐ある会社」への適合性は、それが全世界に発表されているだけに、やはり気になることであろう。なお、実際の調査は米国BPTW社が行ってきた。
 ICTが世界のイノベーションの起動力だから、ICT企業がGreat Place To Work上位であることは、生活者・企業の双方に望ましいことで、2007年版にFortune誌ランキングでGoogleが首位を占めたのは特に注目された。働く者にとって最も理想的なモデルがGoogleと指名されたからである。ランキングの基準は、信頼性度数(Trust Index)、組織文化診断(Culture Audit)などだが、平たくは、「柔軟な就業の可能性」、「学習環境の整備」、「女性・少数派登用の多様性」、「持株供与の不偏」、「コムニケーションの開放性」、「Partyや祝い事の多数楽しさ」と解説されている。
 日本では日経ビジネス誌がGPTW Japanの協力を得て、2010年版を発表しているが、上位25社のうち従業員5000人以上の会社は、三井住友銀行(2万3947人、三菱東京UFJ銀行7914人、日立ソフトウェアエンジニアリング5739人、野村総研5030人の4社のみで、この中では日立ソフトウェアエンジニアリングがが第10位で野村総研18位より上位である。日経ビジネス(2010-03-01号)は、日立ソフトウェアエンジニアリングについて、「職場がフレンドリー、トップから一般社員まで風通しも良く、全社的に一体感が感ぜられ、日々の業務が楽しい」という社員からのアンケート要約を掲載しているが、これは顧客の情報システム発注における信頼を得る最高の要素であろう。
 米国お企業はドライであると日本では見られているが、米国でも、このような視点に関心が集まっていること(既に10年前からの調査だが)、注目すべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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