2010年4月6日火曜日

NTT Group Tackles Service Creation starting N-Academy by NTT Knowledge Square

NTTグル-プのサービス創造取組
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 NTTグル-プの連結事業報告が届いたが、営業収益、営業利益とも減少し、サービスの量的質的な拡大向上を実現して、需要者のニーズに応えていることを反映している。「日本は、世界でも類を見ないほど高速で低料金のブロードバンドサービスを提供できますが」と述べているが、これはその通りに評価できる実績で、むしろ問題は、そのようなサービスを高度に活用し切っているか、需要者の利用態度に在るとSANARI PATENTは考える。
 一方、NTTは次のように考察かつ志向している(SANARI PATENT要約)。
(1) 情報通信市場では ブロードバンド化の進展と共に、固定とケータイ、通信と放送の融合が加速し、従来の通信事業者とは異なる新しい多様な事業者が参入し、新しいビジネスモデルを展開するなど、大きな変化が加速している。
(2) NTTグル-プでは、高速大容量の光回線でインターネットに接続するBフレッツの普及を推進し、提供エリアは全国の9割に達している。
(3) また、Bフレッツよりも高品質で安全な次世代ネットワーク(NGN)のフレッツ光ネクストを2010年度初頭までに構築する。
(4) 移動系ブロードバンドサービスは、FOMAハイスピードを2006年に提供開始し、2008-12に全国で利用可能となったが、次世代移動規格LTEも、2010年に提供開始する。
(5) サービス創造による新たな収益源を開拓する。
SANARI PATENT所見
 上記(5)のサービス創造が特に注目されるが、既に映像サービス、デジタルシネマ、デジタルサイネージに本格的に取組んでいる。更に、2009-09-18にNTTナレッジ・スクウェア株式会社を資本金4億8000万円をもって設立し、ネットを通じた教育サービスの提供、すなわち、e-ラーニング講座の開発・制作・販売・運営、e-ラーニング講座販売の受託を業務とするが、NHK学園の通信教育、放送大学のTV講座と全国各地の学習センター、科学技術振興機構の先端技術講座の双方向性(無料)など、e-ラーニングの先行事例は多発しているから、これらに勝る新たなビジネスメソッドをもって、事業を展開し、有料制に値する成果を挙げることを期待する。
(コメントは sanaripat@gmail.com   にご送信ください)

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