2010年4月8日木曜日

HITECHI Social Innovation Business Focuses at Globalization, Fusion and Environment

 日立製作所・社会イノベーションの焦点はグローバル・融合・環境
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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(承前2010-04-07記事) 日立製作所・中西新社長の挨拶(2010-04-06)は、日立製作所が使命とする社会イノベーション事業強化のため、グローバル、融合、環境の3分野にフォーカスすると述べているので、その下記内容(SANARI PATENT要約)を考察し、今後の業績に注目しよう。
(1) 真のグローバル企業に変容する。先進国では社会インフラのリノベーション、新興国ではイノベーションの需要が旺盛だが、顧客の真のニーズを把握し(SANARI PATENT考察:単なる把握でなく、在るべき需要についての示唆も重要であり、かつ、評価されるであろう)、ソリューションに仕立て上げる能力に磨きをかけなければならない。海外の大プロジェクトでは、機器納入・運用・保守、場合によってはファオナンスまでコミットの範囲が広がる。(SANARI PATENT考察: 特に新興国・途上国において、機器設置後のアフタケアが最も重要である。新興国・途上国の僻地でのアフタケアはコストを要するが、ODA案件も含めて、そのコストを前提とし実行することが必須である)。顧客のニーズに即し、具体化する能力を磨き、足らない部分を政府やパートナー企業との連携により提案・受注・運営・メインテナンスに至るプロジェクトに結実させる。(SANARI PATENT考察: そのためには、人材のグローバルな採用が不可欠であり、雇用増大の機会が日本人ではなく海外人材に対して拡大される趨勢にある)。 海外市場や顧客に近接する現場に販売・保守のチームを設け、エンジニアリング能力を高めつつ海外顧客の真のニーズに応えなければならない。若い日本人スタフに責任と権限を与え((SANARI PATENT考察: 現地の要望に即答できる権限が必要)、ローカルスタフと共にグローバル市場の最前線に出す。(以下次回)
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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