2010年4月25日日曜日

Capacity of Public High School should be Increased 

参議院文教科学委員会の高校無償化審議
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
11. (承前2010-04-24記事)(義家弘介議員の質疑)(SANARI PATENT要約)政府提案に、高校に対しての理念が全く見えていない。例えば、経済的理由で高校を中退せざるを得ない生徒が、文部科学省調査で、公立2.4%、私立5.5%いる。高校無償化の流れの中で、都立高校への志願倍率が、学区撤廃した平成15年度以降の最高に達した。そしてその不合格者が私立には経済的にゆけず、定時制高校に志願したが、そこでも定員から溢れている。
12. (上記に対する鳩山総理大臣の答弁)(同上)私どもの高校の実質無償化ということに関しては、公立高校の方々に対しては不徴収という、実質完全に無償になるが(SANARI PATENT考察: 事実と全く相違する認識である)、それと同じ程度、私立高校の生徒には支給される、援助される、さらに250万円以下という低所得者の方々には倍まで支給されるという、低所得者に対する配慮はむしろ私立高校に行く生徒に対して厚いことを行っていきたいと考えており、私立から公立に、このことによって大きく流れていくことにはならないと思っている。(SANARI PATENT考察: 私立高校の定員を不当に固定すれば、希望しても入れないのだから、流れ得ないのは当然である。倍率の高さに、生徒の必要性不充足を読み取れないことは、重大な認識欠陥である。)
13. (上記に対する再質疑)挫折を知らない方(SANARI PATENT考察: むしろ、「家計を知らない方」「生活を知らない方」と言うべきである)には分からないかも知れないが、私立に落ちて私立には経済的に進学できない子が、何とか高校に行きたいと定時制を受験した子が、前年度比2.7倍の313人もの不合格者がでている。
14. (別質問に対する鳩山総理大臣の応答)私立高校に対しては実質無償化だが、私立高校全体に対してこれを最終的に無料にするという発想を持ってはいない。私立高校と公立高校とは、おのずから差があってしかるべきである。(SANARI PATENT考察:「差があってしかるべきということは適切である。ただし、機会均等のためには、公立高校の入学枠が拡大されなければならない。「実質無償化」という言葉は曖昧で誤解をもたらす)。マニフェストにも、「私立高校を実質無償化し、私立高校生の負担を軽減する」と書いた。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム