Next Generation Apparatus for Medical Treatments Studied by METI
経済産業省の次世代医療機器研究会を2010-03-15開催
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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医療産業の技術的経営的発達は世界共通の課題であり、産業所管省としての経済産業省においては、医療産業研究会、健康サービスビジネス研究会、医療機器に関する経済社会ガイドライン準備委員会、医療機器に関する経済社会ガイドライン関係委員会、次世代医療機器評価指標検討会、医療機器開発ガイドライン評価検討委員会、医療介護関連産業活性化のための事業インフラ研究会を相次いで設立し、活発に運営している。
次世代医療機器に関する研究会は、次回を2010-03-15に開催するが、これまでに、体内埋め込み型材料(骨形成因子含有人工骨)、再生(重症心不全細胞治療用細胞シートおよび角膜上皮細胞シート)、ナビゲーション医療(骨折整復支援装置、関節手術支援装置および軟組織を対象とする装置)などについて開発ガイドラインを設定してきた、
既に医療機器に関する経済社会ガイドライン委員会では、医療機器の経済社会評価について次のように報告している(SANARI PATENT要約)。
1. 近年、わが国における革新的医療機器の開発は、欧米より遅れており、特に、付加価値が高い植え込み型の治療機器分野において遅れている。その結果わが国は、世界第2位の医療機器市場を有しているにもかかわらず、医療機器産業全体の国際競争力は強化されていない。
2. その結果、医療機器の国内市場に占める輸入の割合が逐年増加し、4割に達した。
3. 遅れの原因としては、薬事法の安全性承認、医療保険収載などの規制などが考えられ、対策を講ずべきであるが、その前提として、革新的医療機器に対する経済社会評価の迅速な実施が必要である。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)
ラベル: 医療機器 人工骨 心不全
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