2010年2月19日金曜日

Mitsubishi Co. Forming 50:50 JV Joint Venture in Uranium Exploration Project in Canada 

三菱商事がカナダ・ウラン資源探鉱プロジェクトの合弁事業設立
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 三菱商事は、在カナダ100%子会社MC Resources Canada Ltd.を通じて、CanAlaska Uranium Ltd.とのオプション契約に基づく1100万カナダドルの拠出(探鉱および権益取得費用)を完了し、West McArthurウラン資源探鉱プロジェクトの50%権益を確保したと発表した(2010-02-16)。
 このプロジェクトは、合計359平方kmの12鉱区から構成され、世界最大のウラン鉱山でもあるMcArthur鉱山(20%超の品位を誇る高品位ウラン鉱石を採掘中)に隣接している。三菱商事は、2007-04にCanAlaska社とオプション契約を締結して以来、West McArthurウラン資源探鉱プロジェクトの探鉱活動に参画し、物理探査やドリリングなどの探鉱活動により、標的鉱床モデルにおけるウランの発見を目指している。三菱商事は今後、CanAlaska社をオペレータとして新設する合弁事業体(CanAlaska社50%、Mc Resources Canada社50%)を通じて活動を展開する。現在すでに、2010冬季探鉱として、3000万カナダドルの探査プログラムを実施中である。
SANARI PATENT所見
 今次ウラン資源探鉱権益確保の意義を、三菱商事は次のように述べているが、先進国と共に新興国の原発増設によりウランの需給ひっ迫も予想される状況下で、極めて適切である。
(1) 原子力発電は、環境負荷の小さいエネルギー源として評価されている。
(2) CanAlaska社は、カナダ・アサバスカ盆地において23の探鉱プロジェクトを手掛け、同地域で保有鉱区面積が抜きんでている。
(3) 三菱商事がカナダ。豪州・モンゴルで推進している他のウランプロジェクトと共に、原子力発電の燃料の、将来にわたる安定供給に貢献するものである。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください

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