2010年2月17日水曜日

INPEX Selected as the Member of Venezuelan Carabobo Development in the Orinoco Oil Belt

 国際石油開発帝石が「ベネズエラ・オリノコ地帯の油田鉱区国際入札に成功
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 国際石油開発帝石が「ベネズエラ・ボリバル共和国におけるオリノコ地帯の陸上カラボボ鉱区国際入札結果について」、その成功を発表したこと(2010-02-11)に対しては、経済産業省から早速、「祝福」が表明された(2010-02-11)。
 エネルギー需給における石油・ガス確保の動向は、量的・質的・価格的に、知財開発に重要な影響を持つ。原油・ガスの組成は産油地により異なり、精製留分の組成も異なるから、化学原料という側面を含めて、知財開発の課題であると共に、エネルギー需給と価格の動向は、代替エネルギーの知財開発の在り方を方向付けるものである。
 国際石油開発帝石は次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
1. ベネズエラ・ボリバル共和国におけるオリノコ地帯の陸上カラボボ鉱区国際入札結果、今般ベネズエラ政府から、ベネズエラを含むChevrom社、三菱商事、地元Suelopetrol社のコンソーシアムが、ベネズエラ・オリノコ地帯のプロジェクト3の開発者に指名された。
2. このコンソーシアムは、日量40万バレルの原油を生産販売する合弁会社の株式の40%を保有し、残る60%はベネズエラ国営石油会社(PDVSA)が保有する。
3. 国際石油開発帝石は、PDVSAとの合弁事業により、ベネズエラ東部地域のグアリコ州において、ガスおよび原油の開発生産事業を進めているほか、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構および三菱商事と共に、ベネズエラ陸上フニンブロック11におけるオリコノ重質油の開発可能性に係る共同スタディを実施している。国際石油開発帝石は、今回の入札結果により、世界的にも大きな埋蔵量を有するオリノコ地帯に」参入の足がかりとし、今後とも更なるベネズエラでの石油開発プロジェクトの開発に努める。
  なお、国際石油開発帝石の子会社・ジャパン石油開発は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構と共同で、アブダビ国営石油会社の要請に基いて、アブダビ沖の大規模な海洋油田を対象とするCO2圧入による原油回収率向上技術の研究を開始した旨、発表した(2010-02-15)。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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