2010年2月5日金曜日

Suzuki Overseas Car Production in 2009 Calendar Year Reached 1,479,231( 5.3% Up)

 スズキの特許開発と海外生産の増強 
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 インドの自動車市場でシェア首位の名を馳せているスズキは、特許開発も活発で、今年1月(2010-01)に特許公開された技術を見ても、
(1) エンジンの燃料噴射装置(公開日2010-01-28)
(2) カーテンエアバッグの取り付け構造およびカーテンエアバッグの組み付け方法(公開日 2010-01-28)
(3) センターピラー上部構造(公開日 2010-01-28)
(4) パワートレインの支持装置(公開日 2010-01-28)
(5) 車両の排気装置(公開日 2010-01-28)
(6) 電が導式パワーステアリング装置(公開日 2010-01-28)
(7) 車両用燃料電池システム(公開日 2010-01-23)
など、次世代自動車の要素に関連する技術が続出している。
2009歴年間のスズキの四輪車生産について国内海外別に発表されているが(2010-01-25)、海外生産は147万9231台で、2008暦年比5.3%増であるが、特に2009-12の単月でみると13万3132台で対2008-12比82.5%の著増ぶりであるから、増勢顕著である。2009暦年の国内生産は90万8302台で2008暦年比15.4%減であり、絶対数と共に、自動車産業の今後の趨勢を明確に示している。すなわち、国内向け生産は15ケ月連続で前年を下回り、海外生産はインド・中国における生産増により過去最高を記録した。
輸出は、2009-12単月でみると2万0570台で2008-12実績1.3倍超であるが、2009通年では19万6438台で、欧米向け輸出の著減により。前年から半減している。
SANARI PATENT所見
 スズキとフォルクスワーゲンが包括的連携を合意したが(2009-12-09)、両社の年間売上高はスズキが210億ユーロ(3兆円)、フォルクスワーゲンが1136億ユーロ(16兆4000億円)、世界の生産拠点数はスズキが国内のほかインド・ハンガリー、中国、インドネシア、パキスタン、タイ、スペインなど34に対してフォルクスワーゲンは61の生産拠点。規模の格差に関わらず、相互の利益となる提携は、スズキの実力を示している。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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