2010年1月30日土曜日

SEC (Systems Engineering Consulting) Co. Specialized in Real Time Software Technology

リアルタイム技術専門のソフトウェア会社・セックの増収増益
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 セック(ジャスダック)は、1970年に設立以来、一貫してソフトウェア開発の先端を拓いてきた企業である。40年の業歴は、先般の世界経済危機を超克して先端性・専門性・収益性を維持し、System Engineer出身者の営業選任組織の行動による受注・採算の維持・向上も、経営知財の優秀性として注目すべきである。
 これまでの同社研究開発について、ケータイ端末搭載ソフトウェアの国際標準化に関するものに、SANARI PATENTは特に注目するが、成功したベンチャー企業(セックは自社をベンチャー企業とは呼んでいないが)として、同社創業以来の歩みと研究開発の実績(新規案件については、顧客との守秘関係で示されないが)を先ず考察する。
1. 沿革
1970-05 東京都渋谷区で株式会社セック設立
1971-03 社会基盤システムBusiness Fieldの最初の案件として高速道路管制システムを受注
1971-03 宇宙先端システムBusiness Fieldの最初の案件としてロケットエンジン高空性能試験システムを受注
1979-10 エンベデッドソフトウェアの最初の案件として水系テレメータシステムを受注
1984-01 モバイルネットワークBusiness Fieldの最初の案件として電力送電網通信回線監視制御システムを受注
1992-01 米国カリフォルニア州にセックインタナショナルの100%子会社を設立
1995-05 インターネットBusiness Fieldの最初の案件として図書館マルチメディアシステムを受注
1999-07 ワイヤレスBusiness Fieldの最初の案件として携帯電話端末エンベデッドソフトウェアを受注
2. リアルタイム技術→同時性・即時性・実時間性が要求される技術で、割り込み処理・優先処理・並行処理など、コンピュータの原理やソフトウェアの構造に立脚して、社会・ビジネス環境の変化に柔軟に対応する。
ユビキタス技術→身の周りもものが全てネットワークに接続されているユビキタス情報社会を実現する。
位置情報サービス技術→測位システムと地理情報システムを融合する。
地上デジタル放送技術→データ放送デコーダ機能とデータ放送プラウザ機能の組込ソフトウェア製品を提供する。
   宇宙先端システム技術→エンベデッドソフトウェアとロボットソフトウェアの共通化技術を活かしたコアテクノロジーサービスを提供する。
SANARI PATENT所見
 上記諸技術分野の代表的適用例をセックの発表によって知ることは、先端技術実用の趨勢を把握するために極めて有用である。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム