2010年1月20日水曜日

Next Generation Energy and Social System Studied by METI Meeting 

経済産業省・次世代エネルギー・社会システム協議会の内容
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 経済産業省(担当:資源エネルギー庁)の次世代エネルギー・社会システム協議会が発足し(2009-11-13)、先ずそのテーマの広汎さに瞳目するが、別途、次世代送配電ネットワーク研究会、蓄電池システム産業戦略研究会、低炭素社会におけるガス事業の在り方に関する研究会、次世代エネルギーシステムに係る国際標準化に関する研究会、ZEB(SANARI PATENT注:Zero Energy Building )の実現と展開に関する研究会 次世代自動車戦略研究会が設けられているので、これらの成果を総合しつつ併行して検討する役割を課されたものと、SANARI PATENTは解している。委員も大学教授と経済産業省内幹部によって構成されている。いずれにせよ、わが国経済の成長確保のため、中核的課題を検討するものとして、重大な関心を持つべきである。これまでの議事内容(SANARI PATENT要約)を考察する。
1. 次世代エネルギー・社会システムの意義と必要性: 低炭素社会づくりの鍵を握る自然エネルギーの大量導入、民生・運輸対策を進めるため、省エネ・CO2削減と成長戦略の両立する方策を見える化することが重要である。その実証事業を立ち上げているが、例えば、需要面では、スマートハウスで快適と省エネを実現するとか、太陽光発電を普及し、街灯がLED照明になるとか、また供給面では、世界最先端の電力系統の安定化や、集中電源と分散電源が両立するネットワーク、さらに流通面では、日本型のスマートグリッドをどのように実証していくか、電気自動車、充電ズタンドの普及を視野に入れたい。
2. スマートグリッドの定義は確立していないが、電力の需給両面の変化に対応するため、IT技術などの活用により、効率的に需給をバランスさせ、電力の安定供給を実現する次世代型の電力ネットワーク網を指すと解している。(SANARI PATENT考察: 電力を中心として、たのエネルギー形態を含む総合エネルギー需給のバランスをITにより高効率に実現することを、スマートエネルギーグリッドと定義し、その在り方を究明すべきである。) 
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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