2010年1月10日日曜日

NHK Introduces BOP ( Bottom of Pyramid) Business NHK

「経済ビジョンe」がBOPビジネスを紹介
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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NHK「経済ビジョンe」がBOPビジネスを紹介
NHKの新年新番組「「経済ビジョンe」が、 注目BOPビジネスって?」と題して放映したが(2010-01-09)、ここでいうBOP(Bottom of Pyramid)Businessについては、既に昨夏、経済産業省がBOPビジネス政策研究会を設け(2009-08-04)、その目的を次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
1. 最近の途上国における官民連携の事例を見ると、Bottom of Pyramidの発想に基いて、欧米のグローバル企業がこれまで対象としていなかった低所得層などをターゲットに据え、ビジネスと社会問題解決の両立を目指す事例が出てきており、これに対してUNDPやUSAID等の援助機関が支援している。
2. 日本の現状では、このようなビジネスへの企業の参入や、これに対する援助機関の支援はほとんど行われていないが、今後の日本企業の海外展開の一つの形となり得るものである。
3. このため、既に「グローバル企業と経済協力に関する研究会」でまとめた今後のわが国の経済協力政策によって支援することの可能性や、その際の課題をベースとして、2009年度はわが国企業のBOPビジネス促進の政策を具体的に検討し、併せて、BOPビジネスの実態や可能性について普及・啓発する。
SANARI PATENT所見
 経済産業省のこの委員会には、味の素、住友化学等の企業や読売新聞社・JICA・JETRO・COSネットワーク等が委員として参加している。上記NHK番組ではBOPビジネスの低利益性が課題とされたが、世界人口65億人の増勢と、そのうちBOPに属する人口の厖大性から、総体としてビジネスベースに乗るとの意見が有力であったと解する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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