Fiscal Year 2010 Policy of Japan Patent Office
特許庁の2010年度政策と予算
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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2010年度の特許庁は、予算規模は2009年度並みとして、重点項目の実施内容を革新・強化するものと、SANARI PATENTは解する。
1、 重点項目
1-1 世界最高水準の特許審査の実現→ 官民の能力を結集し、業務を効率化して2013年度までに審査順番待ち期間11ケ月に短縮を目標とする。2010年度予算614億7000万円(2009年度617億9000万円)
1-2 知的財産権制度の国際調和促進と模倣品侵害対策強化→ 知的財産権制度の国際調和を促進すると共に、模倣品侵害対策の総合的推進によりわが国企業の知的財産権の国際的保護を強化する。2010年度予算29億4000万円(2009年度25億9000万円)
1-3 地域・中小企業の知的財産権活用を支援→ 知的財産権制度が利用し易いものとなるよう、それぞれのニーズに即するキメ細やかな支援を行う。2010年度予算27億3000万円(2009年度29億4000万円)
2 各重点項目の重点施策
2-1 世界最高水準の特許審査の実現
2-1-1 先行技術調査のアウトソーシングを拡充
2-1-2 特許庁システムの最適化
2-2 知的財産権制度の国際調和促進と模倣品侵害対策強化
2-2-1 知的財産権制度の国際調和の促進
2-2-2 模倣品侵害対策を強化
2-2-2-1 アジア等における審査・取締能力の向上
2-2-2-2 模倣品侵害への相談・サポート
2-2-2-3 政府間対話の強化
2-2-2-4 消費者の理解促進
2-3 地域・中小企業の知的財産権活用を支援
2-3-1 相談・コンサルテゥングの拡充
2-3-1-1 課題解決型の相談・コンサルテゥング
2-3-1-2 地域中小企業知的財産戦略支援事業
2-3-2 出願に係る負担の軽減
2-3-2-1 先行技術(特許)の無料調査
2-3-2-2 外国出願の助成
2-3-3 地域における独自の取組を支援
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)
ラベル: 特許庁 知的財産権 模倣品
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