2009年12月23日水曜日

Patent for Solar Electricity Generation and Solar Battery 

太陽光発電と太陽電池の技術に関する特許公開、その環境
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
Other Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
Other Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 今年に入って特許公開された太陽光発電・太陽電池関係技術を見ると、
(1) 太陽電池セルおよび太陽電池モジュール→ リード線を導電性接着剤により太陽電池セルに接着することで複数の太陽電池セルを電気的に接続して太陽電池モジュールを形成する際の太陽電池セルとリード線との接着強度に優れ、耐久性・信頼性の高い太陽電池およびこの太陽電池セルを複数個接続して成る太陽電池モジュールを得る。《公開日2009-12-17 三菱電機)
(2)  太陽電池およびその製造方法→ 太陽電池の半導体基板の反りを、太陽電池の出力特性を維持しつつ、コスト増加に繋がる工程を追加することなく防止する。《公開日2009-12-17 シャープ)
などが相次いでいる。
 一方、asahi.com(Seoul 2009-12-19)によれば、サムスン電子とLG電子が太陽電池事業への本格参入へ動き出した。サムスン電子は、ソウル近郊で今秋、年間30MWの電池生産可能なラインを始動させた。主力の半導体や液晶パネルで培った素材や生産関連の技術を応用する。LG電子は、2010年初にも量産を始める計画で、韓国東南部の工場でプラズマパネル関連の生産設備を転換し、太陽電池の生産ラインを建設中である。
翻ってわが国では、経済産業省の住宅向け太陽光発電の補助金(概算要求額412億円)が、行政刷新会議の事業仕分けで、予算計上を見送るとの結論になっている。再生可能エネルギーの全量買取制度に再編することが求められた。補助を含めて、制度の安定性と、韓国企業等、国際競争激化への政策配慮が必要と、SANARI PATENTは考える。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム