2009年12月13日日曜日

Diversifying Business of Print Industry, TOPPANN vs. DNP 

ToppanとDNP、印刷業界2強の電子産業展開の多様性
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 ToppanとDNPの上半期事業報告が同着しているが、登記名の凸版印刷および大日本印刷は報告書裏表紙の下に小文字で、ToppanとDNPとが表紙に大きく表示されている。セグメント別概況も、Toppanでは「情報・ネットワーク系」「生活環境系」「Electronics系」、DNPでは「情報Communication部門」「生活・産業部門」「Electronics部門」「清涼飲料部門」に分説されている。
 Toppanの情報・ネットワーク系は、ICカードが高速道路料金値引きに伴ってETCカードの堅調をもたらし、定額給付金やエコポイント制度に関連した業務受託ビジネスも好調に推移した。販促系通知物は微減した。DNPの情報Communication部門は、Personal Mailなどのデータ入力から印刷・発想までの業務を行うIPSやICカードが増加した。M and Aにより拡大した教育・出版流通事業が、この部門の売上増加に寄与している。
 Toppanの生活環境系は、Package関連では、市場の環境意識の高まりから、環境配慮型製品である紙製飲料缶「カートカン」が順調に推移し、産業資材関連では、太陽電池市場の伸長を受けて、太陽電池バックシートが順調である。DNPの生活・産業部門は、薄型Display向け反射防止フィルムが増加した。
 ToppanのElectronics系は、Display関連のカラーフィルタが、液晶TV向けに、日本のエコポイント制度や中国市場の需要増により、予想以上に回復した。DNPのElectronics部門は、液晶カラーフィルターが、液晶パネルの需要回復により受注数量の増加を見た。
 DNPの清涼飲料部門は、炭酸飲料は増加し、ティー飲料、コーヒー飲料が減少した。
SANARI PATENT所見
 Toppan。DNPの文字から「印刷」が隠れているが、「印刷」の高度化とイノベーションの誘導技術として、技術が多様化し多分野に貢献していることを、具体的に認識できる両社の報告である。
(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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